MCTオイルとは?MCTオイルの効果とおすすめの使い方

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話題の「健康に良い油」と言われているMCTオイルはご存じですか。
油というと健康に悪いイメージを持っている方も少なくないでしょう。しかしMCTオイルは積極的に摂取したいオイルでダイエット中の方にも大変人気があるんですよ。

しかし、「どんな風に摂取したらいいのかわからない」人も多いのが現状です。
中には「摂取して健康を害した」なんて方もいらっしゃいますので、注意点なども合わせて
こちらで紹介します。

こちらの記事を読めば

  • MCTオイルとはどんなオイルなのか
  • MCTオイルを摂取するとどんな効果があるのか
  • MCTオイルのおすすめ摂取方法
  • MCTオイルを摂取する注意点

以上の事がわかります。
是非最後までお付き合いくださいね。

MTCオイルって何?

早速ですがMCTオイルとはどんなものなのかをお話していきます。

MCTオイルはMedium Chain Triglycerides(中鎖脂肪酸)の頭文字である M C T のオイルで
ココナッツまたはパームから抽出した中鎖脂肪酸のみでできている自然由来の植物油です。

ココナッツなのかパームどちらから抽出されたのかは表記されないことがほとんどですが
ココナッツの方が希少価値が高いといわれています。

MCTオイルは中鎖脂肪酸のみでできているので消化と吸収が良く
エネルギーとしてスムーズに利用しやすい性質があります。

これは他のオイルであるオリーブオイルやサラダ油などよりも体脂肪として蓄積されにくい性質とも言えるでしょう。

MCTオイルはダイエット効果があるの?

実はこのMCTオイル、小さじ1杯で42カロリーもあるんです!

それなのにダイエット中の方がこぞって摂取したがるなんて不思議です。

ではこのMCTオイルがなぜダイエット効果があるのチェックしてみましょう。

MTCオイルは燃焼されやすい

「MCTオイル=中鎖脂肪酸」は体のエネルギーとして使いやすく
サラダ油などに配合されている「長鎖脂肪酸」の約4倍の速度で吸収や分解が行われます。

その為、栄養として摂取してもすぐに脂肪をエネルギーとして使えるので効率が良く
摂取し続けると体脂肪が付きにくい体質に変わっていくといわれています。

集中力が向上する

MCTオイルは摂取後、ケトン体に代謝されたのちに脳のエネルギーになり、集中力の向上もしくは認知機能を向上してくれる効果があります。

「MCTオイル=中鎖脂肪酸」はサラダ脂などに含まれる長鎖脂肪酸と比べてケトン体を10倍以上多く作りだすことができるのでダイエット中に運動などをする際は集中力を上げて取り組むことが出来ます。

ちょっと難しい話になりますが・・・・
脳のエネルギーであるブドウ糖は人間には必須アイテムです。
体内にあるグルコース(ブドウ糖)が減ってしまった際、肝臓に蓄えられている
グリコーゲンを分解してグルコースを作り出します。
しかし、これも枯渇してしまうと筋肉にあるたんぱく質や脂肪細胞に蓄えられている
脂肪酸からエネルギーが捻出される仕組みが体にはあります。この脂肪酸に含まれているのがケトン体です。

持久力が上がる

ダイエット中は制限と運動をすることにより効率よく効果が得られます。
しかし、食事制限によるエネルギー不足によりパフォーマンスは下がってしまうでしょう。
糖質が不足している中で有酸素運動を行うと、エネルギーが足りないために疲労感が増してしまい
やる気がなくなってしまうこともあるでしょう。

三日坊主とはまさにこのことですね・・・

糖質を制限によるダイエットをしている方はMCTオイルを摂取して持久力を上げて
運動も頑張っていただきたいですね。

どうやって摂取するのが効果的なの?

さて、ダイエット効果があるのはわかりましたが、やはり油ですのでむやみやたらに摂取したら逆効果です。
ダイエットの効果はありません。

ここからはどのように摂取したらよいのか説明します。

まずは朝昼晩に小さじ1杯ずつ程度

食事に合わせて少しずつ摂取することをおすすめします。

MCTオイルどのメーカーやブランドでも、ほとんどが無味無臭でサラッとしていです。
その為、スプーン1杯そのまま口に入れて飲み込むことも可能ですし
そのような習慣がある方も多くいます。

ただ、やはりオイルの舌触りというか飲み込むときの違和感という何というか・・・・
そういうものはあります(笑)

MCTオイルが体に合わないという方もいますので少量から始めると良いです。

まずは毎朝のコーヒーにティースプーン1杯、昼や夜のサラダに小さじ1杯などで摂取する習慣をつけて様子を見てみると良いでしょう。

おすすめの摂取方法は?


MCTオイルは発煙点が150度程度ですのでフライパンなどの加熱調理で使用してしまうとすぐに煙が出たり引火する恐れがあります。
そのため加熱調理には向いていません。
またその効果も薄れてしまうので、MTCオイルを摂取する際は必ず常温か温かいものにうわえる程度にしておきましょう。

おすすめ1. コーヒーなどの飲み物

皆さんが毎日飲んでいる飲み物はありますか?
コーヒー、紅茶、ホットミルク、お味噌汁など人それぞれありますよね。
そんな飲み物にティースプーン1杯加える習慣をつけてみてください。
コクが出ていつもより美味しく、栄養価の高い飲み物に変身できますよ。

特にコーヒーはおすすめです。
バターコーヒーと呼ばれる別名『完全無欠コーヒー』と呼ばれるものには
MCTオイルが使用されています。

おすすめ2. サラダなど軽食

サラダやヨーグルトに合わせるのはいかがでしょうか。

いつも使っているドレッシングに加えてみたり、手作りドレッシングに挑戦してみるのも良いでしょう。

ヨーグルトをにかけてももちろん無味無臭で食べやすいのでおすすめです。

シリアルにかけたりもおすすめです。

おすすめ3. 加熱しない調味料として

加熱しない調味料として使用してみてはいかがでしょうか。
自家製のタレなどで何かオイルを使用していませんか?
オイルを使用していない調味料や味付けでもMCTオイルを加えるとコクが出て美味しくなりますよ。

焼き肉のたれ、ナムル、常備菜などの漬け置き料理にも合わせてみると
日常的にMCTオイルを摂取できて良いでしょう。

おすすめ4.ダイエット中に食べるもの

ダイエット中に特別に多く食べているものってありませんか?
スムージー、野菜スープ、納豆、豆腐・・・・・。
こちらもコクが加わって満足感だけでなく満腹感が得られるはずですよ。

注意点はある?

MCTオイルはダイエット効果があることをお伝えしてきましたが、実は摂取方法には注意点がいくつかあります。
人によっては摂取すると体調を崩してしまうこともありますのでしっかり確認してください。

加熱はしないでください

MCTオイルはフライパンなどの加熱調理で使用してしまうとすぐに煙が出たり引火する恐れがあります。
そのため加熱調理には向いていませんし、効能が薄れてしまいます。

MCTオイルの効果を得たいのなら、必ず加熱はしないで摂取してみてください。

摂取しすぎないでください

MCTオイルは摂取しすぎるとお腹が緩くなることがあります。

消化が早いMCTオイルは腸での吸収が早いため下痢や腹痛などの症状がみられることがまれではありません。
1日の摂取量は大さじ1程度が目安となっています。

まずは1日ティースプーン1杯から

徐々に1日あたりの摂取量を大さじ1まで上げていきましょう。

また、必要以上の摂取は消化できない分として体脂肪として蓄積されてしまうのでダイエットとは逆効果。
お腹が痛くならなくても、朝昼晩で合計ティースプーン3杯(=ほぼ大さじ1杯)くらいにしておきましょう。

MTCオイルのまとめ

いかがでしたでしょうか。

  • MCTオイルとはどんなオイルなのか
  • MCTオイルを摂取するとどんな効果があるのか
  • MCTオイルのおすすめ摂取方法
  • MCTオイルを摂取する注意点

以上をおわかりいただけましたでしょうか。

せっかくの良質なオイルであるMCTオイルは摂取量に気を付けて効率よくダイエット効果を得たいですよね。
ここで得た知識が皆さんの役に立ったら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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